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2005年 05月 04日 ( 1 )


2005年 05月 04日

JR西日本…その不治の病

終日外出していたのでテレビ等の報道は見ていないのだが…

これ程の大惨事となり、当日の夜に感じた意図的な責任逃れのためのミスリーディング(置石説)についても日本中が書いているであろうことから、この事故についてこれ以上自分が取り上げるまでも無いと思っていたが、流石に呆れ果てたので敢えて全文引用させてもらう。

上司がこのような状況を把握した時点で、「何故現場で救助活動をしなかったか?」と言えない、感じられない、更に上司へ報告できない、という時点でJR西日本という会社の体質というものがはっきりと判った。
(そりゃ遅刻したり欠席したりしたらそれが例え人命救助であっても怒られる職場なんでしょう、きっと。運転士を責める気は個人的には無いです。被害者・関係者の方にはにはその権利があるでしょうが)

事故後の不誠実・硬直的な対応が上層部だけではなく、組織全体に浸透している、或いはそのものである、という事である。

これは、会社そのものが一度無くならない限り治るものではない。
三菱自動車と同様であり、「影響が大きすぎて潰せない」という点でも同様である。

こんな会社に命を預けないといけないって怖すぎます、ホント。

2運転士「救助せず」に遺族ら憤り JR西は会見で謝罪

2005年05月03日22時28分

 脱線し、大破した車両の中や外でうめく乗客たち。乗りあわせた2人のJR社員は、その姿に背を向け、自分たちの職場へと急いだ。周辺の工場や住宅からは大勢が駆けつけ、まさに懸命の救出も始まっていた。乗客の命を最優先に考える「鉄道マン」としての誇りはどこへいったのか。遺族や現場周辺からは、驚きや怒りの声が改めて広がった。

 住民、工場の従業員、卸売市場の業者、中学校の教職員……。脱線事故が起きた4月25日、兵庫県尼崎市の現場には、近隣からさまざまな人が集まった。

 自動車工場の男性従業員(57)は「自分の仕事なんかほったらかしてでも、みんな何とかしようとしていた。JRはまだまだなにか隠しているんじゃないか」とあきれる。

 電車が激突した尼崎市のマンション「エフュージョン尼崎」4階に住む会社員岩田和晃さん(28)は「まさか」と絶句。「車で言うならひき逃げと一緒。たとえ本人が運転していなくても乗客や消防士が救助に当たっている中、JRの社員なら残るのが当たり前です」と厳しく批判した。

 現場近くに設けられた献花台にはこの日も、多くの参列者が花を供えた。

 亡くなった男子大学生(18)の小中学校時代の同級生で、伊丹市の専門学校生の女性(18)は「『ふざけるな』と言いたい。JR宝塚線が再開しても、絶対に乗らない」と言った。

 1両目に乗っていた大学2年増井菜々さん(20)は「近くの住民が救助してくれたのに、JR社員が何もしないなんて信じられない。JRは事故のあと、言っていることがおかしいと思っていたが、これでさらに信頼できなくなった」と話した。

 犠牲者の遺族は「社員教育の徹底を」と訴える。

 「気が動転している時こそ、乗客の人命・安全を第一に行動してほしかった」。事故で亡くなった同市の会社員勝部晃奈さん(22)の父直義さん(49)は唇をかんだ。テレビニュースで事実を知り「あー、やっぱり。安全教育をおろそかにしてきた組織だったんだ」と思ったという。

 亡くなった兵庫県川西市の会社員九鬼哲次さん(37)の妻知美さん(32)は、JR西日本の対応を見てがっかりした。

 「現場を去った職員もある意味、夫と同じ被害者の一人。そういう人たちをつるし上げて済む問題だろうか。社員教育を一からやり直すというならまだしも、社員個人への処分を検討するというのは矛先が間違っている。JRにとって、事故なんてひとごとなんでしょうか。そういう社風なんでしょうか」と、寂しそうに語った。

      ◇

 JR西日本は3日の本社会見で、脱線事故に直面した2人の現役運転士が救助活動に加わらず、現場を離れたことについて、「誠に遺憾」と謝罪した。

 「2人の運転士が救助せずに会社に向かったとの報道があるが」

 報道陣の質問に、鉄道部門の最高責任者である徳岡研三専務は「当然救助すべきで、申し訳ない。誠に遺憾で残念」と述べ、唇をかみしめた。

 同社によると、2日に大阪支社に確認し、初めて把握したという。

 村上恒美・安全推進部長は、2人が現場を離れた理由を「非常に大きな事故で気が動転して、とりあえず職場に向かった」と釈明した。自分の乗務に遅れるのを心配したためでは、との指摘に対しては、村上部長は「聞いていない」とのみ答えた。



「乗客」の運転士2人、救助作業せず出社 JR脱線事故

2005年05月03日22時57分

 兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)で脱線した快速電車(7両編成)に、出勤中のJR西日本の運転士2人が乗り合わせていたことがわかった。いずれも救助活動に加わらずに職場の電車区に向かい、通常通りに乗務していた。うち1人は電話で、職場の上司に快速に乗り合わせていたことを報告したが、上司は事故現場に戻るよう指示しなかった。現場を離れた理由について、2人は「気が動転していた」などと説明している。同社は「救助にあたるべきだった」として、処分を含めた対応を検討している。

 同社によると、運転士歴35年1カ月のベテラン運転士(59)=森ノ宮電車区=と、同5年11カ月の若手運転士(27)=尼崎電車区。

 4月25日午前9時すぎ、若手運転士は中山寺駅から6両目に、ベテラン運転士が川西池田駅で4両目にそれぞれ乗車した。いずれもけがはなかった。

 電車は1~5両目が脱線し、うち1、2両目はマンションに突っ込んで大破、大勢の乗客が車内に閉じこめられた。3~7両目でも飛ばされたり、転倒したりしてけが人が続出し、付近の住民や工場の従業員らが大勢で救出作業に当たった。

 しかし、ベテラン運転士は約1キロ離れた尼崎駅まで歩いて電車に乗り、事故から約1時間後の同10時20分、大阪市城東区の森ノ宮電車区に到着。途中、職場に状況を報告したが上司の指示はなかった。一方、若手運転士は同10時半ごろに尼崎電車区に着くまで事故のことを連絡していなかった。

 2人は出勤後、点呼を受けて電車に乗務。3日現在も通常勤務についているという。

 2人が事故車両に乗り合わせていたことは、事故当日中に両電車区を管轄する大阪支社に伝えられたが、本社に報告が上がったのは事故から8日目の今月2日。一部報道機関の問い合わせを受けて知ったという。本社側が2人に現場を離れた理由を聴いたところ「気が動転していた」などと説明した。

 鉄道本部長の徳岡研三専務は3日の記者会見で、「救助にあたるのが当然だったと考える。誠に申し訳ない」と謝罪。2人をそのまま乗務させたことについては「点呼などで精神的、肉体的に乗務につけると判断した」と話した。

 同社によると、客として乗っていた電車が事故に遭遇した際の行動マニュアルはないが、社員には日頃から、異常事態に遭遇した場合は救助活動に加わるよう指導しているという。

 同社によると、1両目には同社子会社の男性社員も乗っていた。この社員は事故現場から電話で上司に状況を報告したが、上司は社員がけがをしていたために病院に向かわせた。社員は肋骨(ろっこつ)が折れる重傷で、現在も入院中という。
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by lunatic-party | 2005-05-04 01:04 | メディア