「ほっ」と。キャンペーン

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2005年 02月 23日

本気のブログプロモーション

[N]ネタフルさんの記事でブラザー社員によるblogが開設されているのを知り、早速読んでみたのだが、なかなか面白いので正直驚いた。

[N] ブラザー社員ブログ「brotherhood」

ブログを始めた「松原さん」に会社の先輩たちから、「blogで会社を解雇されたニュース」や「「企業がブログを使った最悪の事例」なんてニュースを添付して、『既にご存知と思いますが、参考まで。がんばってね~』と(原文そのまんまです)」(多分これはこの記事ではないかと思える)というメールが続々と届いているという事で、それに対してのコメントが…

あんたら敵ですか、味方ですか?・・・

人を不安に陥れるのだけは止めてください・・・。ただでさえいつも原稿書くのに手が震えてるんですから。こうしている今だって震えてるんです。


であったり、読者からのお褒めの言葉に対して…

ウァーン。泣けてきます。この感情を是非絵文字で表現したいです。うっ・・・。でも厳しい監視がついているので、ここはサラリーマン松原、ぐっと我慢です。会社のブログでも絵文字を使えるようにするべく、会議を開いて、上の人説得したいと思います。弊社創業97年になりますが、会社史上初の議題となることでしょう。

と返したりと、ネットユーザーのツボを突く文章満載となっている。

そして「サラリーマンだから宣伝もしなくちゃならない」と商品やサービスについての記述もきちんとある訳で、「うんうん、そりゃサラリーマンだから仕方無いよな~宣伝だもの」とIT田みつほみたいな気分で許せるのである。

企業の宣伝・マーケティングblogといえども、こういう内容に接すると、店頭に行ったとき自然とブラザー商品を気にするのではないだろうか。

実際日本では、まだまだブログを宣伝・マーケティングに本格的に使った事例は少なく(アリエール困ったさんと日産ティーダ位か?)、あったとしてもいかにも宣伝の為に「blogという(最新の)仕組みを使ってみましたがこれで口コミマーケティングでどんどんファンが増えるんでしょうか?」というレベルでしかなかったように見受けられる。

brotherhoodについては、明示的にブログをマーケティングに使用して、本当の意味での「親しみやすさ」を醸し出せた最初の事例になるのではないかと思える。

それは例えば、正面から取り組んでいるこういうタイプと比較すれば、申し訳ないがかなり明白ではないだろうか。

それにしても自分的には、元記事のVenture Nowはメルマガも取って結構チェックしてたのに反応し切れなかったのが残念でならない…

あと試しに書いてみたいのが“ブラザーのレーザープリンタ「HL-2040」欲しい!”というキーワード。
はてなのユーザーしか駄目だというけど、ちょっと狭量なのでは?>はてなさん
blogのバイラル効果に期待するなら、そこで「囲い込む」事に固執するのはブランド戦略上あまり良い選択とは思えないのだが…

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by lunatic-party | 2005-02-23 01:25 | プロモーション
2005年 02月 22日

お粗末…(どいつもこいつも…)

ニッポン放送 vs ライブドアについては充分すぎる程話題になっているのだが、ライブドアの行く末についての認識はあまり重視されていないのだろうか?
(個人的には仁義と礼儀を欠く輩と馴れ合いしか知らない旧い経営陣が互いの非を詰り合っているだけとしか映らない)

ライブドアが資金調達に使ったCB発行は、転換価格の変更が可能であり、ライブドア株価が安いほどリーマンに利益が出る仕組みになっている。

リーマンが3日にわたってライブドア株を売り、同株価が下落したのは明らかであり、今後のリーマンの出方によっては、ライブドアがどうなるかは予断を許さない。

首尾良くニッポン放送、ひいてはフジテレビを掌中に納めたとして、企業抗争で仁義なき戦いをするのは勝手だが、こういうことがまかり通るような会社が、まともな「メディア」としてこれまで通りの地位や価値を保ち続けることが出来るのか疑問である。
(まあ、フ○ジ○テ○レ○ビならそういう信頼性はさして期待されていないというのはホリエモンににとっての追い風かもしれないが…w)

ニッポン放送を買ったライブドアがどこかに売り飛ばされることにならなければ良いのだが…

「大和のお粗末、リーマンの貪欲」、ライブドアのニッポン放送株取得 - nikkeibp.jp - 企業・経営



しかし、昨年末飛び込みで特定口座開いたの大和證券だったけど、失敗したかな…
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by lunatic-party | 2005-02-22 09:26
2005年 02月 16日

リアル⇔バーチャル

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2/15からローソンで始まった「パンダー ゼット キャンペーン」(タイトルに捻り無さ杉…)は、バレンタイン後のチョ コレート販売減を補うためか、チョコレートを中心とした菓子類のキャンペーンとな っている。(全対象商品をサイトで紹介していないのでメーカーから協賛金は取って いないのかもしれない)

基本は、パンダーZのアンテナキャップ(5種+シークレット)の総付けキャンペーン なのだが、ネットを使ったインスタントウィンを絡ませている点が目新しい。

インスタントウィンといえば、対象商品に付いているシールにシリアルが印字されて いるのが当たり前だが、今回のキャンペーンでは、対象商品を購入するとレシートに シリアルナンバーが印刷されるという仕組みになっている。

購買商品種別・金額に対応したシリアルナンバーをレシートに印刷するリアルタイム POSレジ連動型のインスタントウィンキャンペーンはファミ リーマートが2003年2月に発表(ファミリーマートのシステムはアルファベッ ト)しているのだが、知財がどうなっているのか非常に興味深い。

インスタントウィンシステムの詳細はあまり明らかにすべきものではないので割愛す るが、シリアルの発行ロジックが正しいからといって、そのシリアルが真正であると は確定できないことから、容易ではない事が想像できるかと思う。

シールを貼らずにインスタントウィンキャンペーンが出来るソリューションが広がってくると、これまで足枷になっていた部分が無くなり、自由度の高い企画も可能になる野ではないだろうか。

とはいえ、キャンペーンの実施権限がリテーラーに依存する時点で、別のもっと高いハードルが出現するわけで、簡単に普及するとは言い難いだろう。
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by lunatic-party | 2005-02-16 13:12 | プロモーション
2005年 02月 10日

じゃあmixiはクローズドなの?

という疑問はさもありなん。

一応GREEと同じようにググッても大丈夫なようだが、まだ安心は出来ない。

ヤフオクで「mixi 招待状」とクロス検索してみるとこれこの通り

既に業者も大量流入しており、先日も不届きな不動産業者が祭上げられて退散したばかりである。

心して「クローズドなコミュニケーション(幻想)」を享受していただきたい。
周りに初心者の方がおられたらちゃんと教えてあげよう。
SNSに招待するときも同様。

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しかし、なんか最初に考えてたのと違う方向でエントリが増えてきたな…
もうちっとネットにおけるプロモーションとか報道とかについて触れたいんだが…
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by lunatic-party | 2005-02-10 02:05
2005年 02月 09日

自己責任という名の責任回避

GREEの「仕様」の件だが、ネットを使いこなしているヘビーユーザーほど「そんなの書く方が悪い」という意見が強いように思う。

根本的には賛成である。当然自分もそうしてきた。

しかしながら、新しい技術が爆発的に広がるときには当然ながら裾野には無知な人も沢山含まれているわけで、それらの人々までもが使うことによって、その新しい技術が定着し、或いは量産効果でより手の届きやすいものになるのである。

そして最もその恩恵を受けるのはヘビーユーザーである。

そういう状況において先達者が、全てにおいて自己責任であるとして自分は危険を回避しながら高みの見物を決め込むのが当然と言えるのだろうか?

まして、そのような多くの人々が使用し、参加することによってその技術からビジネスとして利益を得ようとしているのであれば尚更そのような態度は問題であると言わざるを得ない。

今回の件は、「クローズドであると錯覚させた上で、敢えて周知徹底を図らない」という部分に問題があるという事は昨日指摘したとおりである。

それが企業のCSRというものではないだろうか。
またそうでなければ、やはりネットの世界は怖いものだ、闇の世界が残っている、というような感覚を持たれたままになるだろう。

それは「ネットは新聞を殺すのかblog」さんの言うようにマスコミの偏向した報道のせいだけではなく、説明責任を果たさず、利益だけを掠め取ろうという姿勢が垣間見えるからではないだろうか(GREEはポリシーを持ってこういう仕様にしているようだが、そうでない場合の方が多いように思う)

ネットでビジネスをしようというのであれば、自分たちの利益を優先するがために、業界全体の将来性やブランディングに悪影響を及ぼす可能性について想いを及ばせて欲しいものである。

結局むらいブログさんの書き方の方が判りやすかったな…

ここでは敢えて硬く書こうとしているけど検討しよう…

以上、きょうはばて気味なのでこれまで。
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by lunatic-party | 2005-02-09 01:49 | テクノロジー
2005年 02月 08日

GREEは「クローズドなネットワーク」か?

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GREEやmixiのようなSNSはクローズドネットワークであり、個人情報が守られるから安全、だからインターネットでも安心してビジネスに活用できると一般的には思われている。

しかしながら、GREEの場合全ての情報が完全にクローズドネットワークの中にあるのではなく、部外者でも簡単に見えてしまう部分がある、という事はあまり知られていない。

ARTIFACT ―人工事実― さんのGREEで携帯番号をゲットという記事では、その問題点が指摘されている。

この記事以外にもSNSについての記事があり、「繋がってないと安心できない」事に対する指摘もされており、SNSの負の側面についてよくまとめられている。

これは以前こちらでも触れたことがあり、気になっている事なのだが今回はちょっと切り口が違うので深追いしない。

本題に戻ると、上記記事は「Google検索のちょっとしたコツで、GREE内でイベント告知などに掲示されている携帯電話番号を見ることが出来る」という内容なのだが、ここで問題なのはそういう「仕様」になっていることではない。

GREEサイドの「これは仕様であり、個人情報の漏洩に関しては自己責任で対処すべき」として、ユーザーに対して広く告知しない姿勢である。

グリー社長の田中良和氏に聞く「株式会社化の目的と今後の展望」

このインタビューでグリー代表取締役の田中良和氏は、自己登録とはいえ、所属企業や学校などの情報もユーザー以外でも閲覧できる点についての問いに対してこう答えている。

基本的には、情報を出すメリットも出さないメリットもありますので、個人個人で検討してもらった上で、ユーザーにGREEを使ってもらえればと思います。グリーとしてもどういうサービスの仕様やユーザの利用方法がもっとも良いのか、現段階ではまだまだ試行錯誤の状況ですが、僕個人としては、情報を出したほうがメリットのあるサービスを作っていきたいという考えですね。

お説ご尤もではあるが、ユーザーが「GREE内の情報は、会員にしか見ることが出来ない」という誤解をしている割合は非常に高いのではないだろうか?

それを知っていて尚、自己の責任において情報を公開すれば良い、と嘯くのはNTTがダイヤルQ2で、NTT DoCoMoが迷惑メールでそれぞれ大儲けしておきながら、社会問題化してから慌てて後手後手の対策を打ち、「悪用する方が悪いけど頑張って対策してます」と言うのと同根に思えてならない。

「安心できるコミュニティの提供のため、GREEでは「GREEへの参加には、既存のGREE登録者からの紹介」が必要という『招待制』が導入されています。」という惹句が偽りであることを見抜く術があるのなら教えて欲しいものである。

さらに田中氏は続ける。

4月から施行される個人情報保護法の内容も踏まえ、プライバシーポリシーの整備などを弁護士と相談しながら進めていきたいと思います。

この言葉こそが、法律で規制されたら仕方ないから考えますけど~という企業として利益を最優先するという姿勢を明確に表しているのではないだろうか?

少なくともWikipediaのように理想理念があって設立され、参加者の善意と自浄作用によって運営されているわけではなく、ビジネスとして株式会社が運営しているサービスにおいては、個人情報を出すことには何らかのトレードオフがあると考えて、自分自身でリスク管理をすべきではある。

しかし、それにしてもこういうポリシーで運営されている、というのは今回初めて知ったことであり、少々驚きを禁じえない。

本気でSNSをビジネスとして捉えるのであれば、もっともっと個人情報保護について敏感であって然るべきであり、そういう意味では楽天グループの一員としてもレベルが低いのではないだろうか、或いは楽天グループそのものが「この程度」なのか…?

ネット上でのセキュリティに関しては、徹頭徹尾懐疑的であるため、ECなどは殆ど活用していないため、楽天のビジネスについて考察するだけの材料は持たないのだが、今後もう少し状況を調べたいと思った。
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by lunatic-party | 2005-02-08 01:49 | テクノロジー
2005年 02月 04日

AdSenseへの挑戦

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ユーザーが読んでいるページ内容を解析し、関連した検索結果を表示する「文脈」検索機能…検索結果として広告を表示するよう設定すれば、Googleのお家芸だったAdSenseになる技術を、Yahoo!がテスト開始されたという。

ヤフー、新検索サービス「Y!Q」を公開--AdSense狙い撃ちの布石か

AdSenseといえば、空気が読めない、雰囲気察しろよ!と、中学生並みのセンスの無さ(ぶっちゃけ厨房?)があちらこちらで突っ込まれているが、Yahoo!の「Y!Q」の読解力はどの程度なのか?

広告ビジネスに投入する前に、肩慣らしということだろうが、日本語対応がいつごろなされるのか興味深いところである。

ちなみに、ITmediaの記事では、

服役中のカリスマ主婦マーサ・スチュアートが、人気TV番組「The Apprentice」の別バージョンに出演する契約を結んだという記事のY!Qリンクをクリックすると、スチュアートに関連するWeb検索結果や「The Apprentice」に関するYahoo!のサイトなどが表示される。

という「使い方」が紹介されているのが笑える。

マーサ・スチュアートといえば、クロスメディアを最も効果的に活用して成功(ついでにマネーゲーム溺れて逮捕・服役というオマケ付き!)したとして知られているが、彼女を事例に取り上げるところにロイター記者の「センス」を感じる。

AdSenseやY!Qにもそれくらいの「センス」が搭載される日を楽しみに待ちたいものである。

Martha Stewart(マーサ スチュアート)が展開するマルチメディア王国とは?
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by lunatic-party | 2005-02-04 15:55 | テクノロジー
2005年 02月 03日

ネット2強時代の到来

ビデオリサーチインタラクティブのインターネット視聴率調査によると、独走するYahoo!に続く2番手グループの中からinfoseek.co.jpが脱落しつつあるという。

ネット人気サイトランキング、2番手グループに動き
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一見、もはやインフォシークはポータルとして駄目になってしまうかのように思えるが、実は5位にはrakuten.co.jpが入っているのである。

インフォシークは2003年9月に楽天グループに買収されているため、4位と5位の経営は同じであることを思い出して欲しい。

12月でみると、Yahoo!の視聴率は81.1%、infoseek.co.jpは42.5%、rakuten.co.jpは40.2%となっており、後者の合計は82.7%になる。
あっさりとYahoo!を抜き去っているのだ。

…恐るべし、楽天。
完全独走と思われていたYahoo!にこのような形で脅威が迫っているとは…

楽天ポータルがInfoseekを吸収すれば、本格的な2強時代がやって来るかもしれない。
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by lunatic-party | 2005-02-03 01:09 | リサーチ