2005年 05月 13日

POPアイディア1本勝負

先日、とあるGMS店頭家電売場に展示されていたシャープウォーターオーブン「ヘルシオ」の隣には、こんなPOPが設置されていた。

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ヘルシオのフロントドアパネルを模したPOPを、14インチのテレビデオに貼り付けている。
ヘルシオのドアから見える庫内で料理をしている様子や、塩や油を落とすという商品特性を語るビデオが再生される、という仕組みだ。

写真ではフロントパネルは突起物の陰影も表現されていて、結構リアルに見えているが、実際には明らかに質感が違うものである。

紙やPP貼りなどを工夫して、もう少しリアルさを追求していれば、もっと面白かったと思うのだが、コストパフォーマンスを考えてここに落ち着いたのであろう。

電子レンジやオーブンレンジの店頭訴求には非常に効果的と思われるが、普通の白物電子レンジではする意味がない訳で、ヘルシオのテーマカラーとデザインが目立つものだった事が手法とマッチしており、店頭プロモーションツールとしてはなかなかのものだと感心した。

ちなみに、テレビ画面下位置にヘルシオフロントパネルの「SHARP」ロゴが丁度来ているのだkが、このテレビデオそのものはFUNAI製だったのが妙におかしかった。
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# by lunatic-party | 2005-05-13 09:51 | プロモーション
2005年 05月 13日

資生堂社員も迷惑です。

今時ウィルス付きメールを配信しちゃうプロバイダってのもどうかと思うが、それでも迂闊なミスとして、個人情報漏洩などに比べると、最近はさしてニュースにもならないようである。

しかし、資生堂のハゲ差別問題はもう少し騒ぎになるべきである。

「薄毛はあなたひとりの問題ではありません。子孫も迷惑です。」
「薄毛の人は部長止まり?」

資生堂は、ハゲを面白おかしく貶めたあげく「だから資生堂の○○を使いなさい」とでも言いたかったのであろうか?

しかし、ここには明確な差別意識と排斥意識が表現されている。
問題は優生学・優生思想に及ぶものである。

これらの問題点に関する詳細な考察はこちらが参考になるので割愛する。

また、この件に関して直接資生堂に抗議した薬罐同盟さんによると、

「アンケ−トは、あのハゲ誹謗広告作成のためにおこなったものである。
 きちんとした調査では無い、と認識している。」

ということであるが、そういう行為を知っていながら、広告を制作した「商品開発・施策開発部門」を制御できていないことがわかる。
これでは捏造データなどでもWebで流し放題な訳で、資生堂の情報管理・危機管理レベルの低さを露呈している。

でもって、最初は商品サイトに一行だけだった謝罪文も、抗議が増えてきたので一応商品サイトに掲載したが、GIF画像になっているところが姑息である。
サーチエンジンに引っかかって、キャッシュされないようにという事であろう。

流石、ネットの事は良くご存知で。
当然「祭り」になっている事も気付いているようで、今は資生堂トップにもお詫び掲載を告知している。(マスコミで報道された方が大きかろうが)

勿論、この「アデノゲン『薄毛レポート』についてのお詫び」というリンクも画像であり、JavaScriptで開くようにしてあるので、直リンクされにくくするための対策であろう。
(一応ALTに同じ文言が入っているのでソース的には記載されており、そこまで悪意で見なくても良いかもしれないが手遅れではあるし、謝罪文の画像にはALTは入っていない)

素晴らしい!良く考えておられる。勉強になるなぁw

それにしても最近また増えてきたな~こういう対応って。
雪印や三菱自動車なんて他山の石にもなって無い訳で…

っていうか一連の対応を見ていると、全然悪いと思ってないけど騒がれたりマスコミに掲載されたから仕方なくやってる感が凄く漂ってて企業姿勢というものがとても判りやすくていいな~

いや、ホント資生堂の本性がよく判る事件だった。

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MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題

資生堂ハゲ問題まとめサイト
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# by lunatic-party | 2005-05-13 00:47 | プロモーション
2005年 05月 11日

節操無い

う~ん、任天堂怒るか笑って許すか、度量が試されるな~

マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」の次世代機の初公開に先駆けて米・ハリウッドで5日(現地時間)開かれたイベントに任天堂のニンテンドーDSのテレビCMに出演している宇多田ヒカルさんが参加、自身のホームページで「ごめんなさい任天堂さん」とユーモアたっぷりに弁解した。

宇多田ヒカルのブログ、真剣に探してないので見つけてませんが、「ユーモアたっぷりに弁解」して許されるのかね?
まあ、任天堂が契約金をケチってそこまで縛りかけてないって可能性もあるけどw

MSN-Mainichi INTERACTIVE ゲーム

<追記>
本人のブログですが、全然悪いと思ってないようです。

僕がクライアントなら違約金とって切るな…本人のこのエントリの方が悪質。
確信犯か馬鹿かのどっちかで、どっちにしても、大事な商品の広告に使うべきじゃないから。
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# by lunatic-party | 2005-05-11 00:52 | プロモーション
2005年 05月 04日

JR西日本…その不治の病

終日外出していたのでテレビ等の報道は見ていないのだが…

これ程の大惨事となり、当日の夜に感じた意図的な責任逃れのためのミスリーディング(置石説)についても日本中が書いているであろうことから、この事故についてこれ以上自分が取り上げるまでも無いと思っていたが、流石に呆れ果てたので敢えて全文引用させてもらう。

上司がこのような状況を把握した時点で、「何故現場で救助活動をしなかったか?」と言えない、感じられない、更に上司へ報告できない、という時点でJR西日本という会社の体質というものがはっきりと判った。
(そりゃ遅刻したり欠席したりしたらそれが例え人命救助であっても怒られる職場なんでしょう、きっと。運転士を責める気は個人的には無いです。被害者・関係者の方にはにはその権利があるでしょうが)

事故後の不誠実・硬直的な対応が上層部だけではなく、組織全体に浸透している、或いはそのものである、という事である。

これは、会社そのものが一度無くならない限り治るものではない。
三菱自動車と同様であり、「影響が大きすぎて潰せない」という点でも同様である。

こんな会社に命を預けないといけないって怖すぎます、ホント。

2運転士「救助せず」に遺族ら憤り JR西は会見で謝罪

2005年05月03日22時28分

 脱線し、大破した車両の中や外でうめく乗客たち。乗りあわせた2人のJR社員は、その姿に背を向け、自分たちの職場へと急いだ。周辺の工場や住宅からは大勢が駆けつけ、まさに懸命の救出も始まっていた。乗客の命を最優先に考える「鉄道マン」としての誇りはどこへいったのか。遺族や現場周辺からは、驚きや怒りの声が改めて広がった。

 住民、工場の従業員、卸売市場の業者、中学校の教職員……。脱線事故が起きた4月25日、兵庫県尼崎市の現場には、近隣からさまざまな人が集まった。

 自動車工場の男性従業員(57)は「自分の仕事なんかほったらかしてでも、みんな何とかしようとしていた。JRはまだまだなにか隠しているんじゃないか」とあきれる。

 電車が激突した尼崎市のマンション「エフュージョン尼崎」4階に住む会社員岩田和晃さん(28)は「まさか」と絶句。「車で言うならひき逃げと一緒。たとえ本人が運転していなくても乗客や消防士が救助に当たっている中、JRの社員なら残るのが当たり前です」と厳しく批判した。

 現場近くに設けられた献花台にはこの日も、多くの参列者が花を供えた。

 亡くなった男子大学生(18)の小中学校時代の同級生で、伊丹市の専門学校生の女性(18)は「『ふざけるな』と言いたい。JR宝塚線が再開しても、絶対に乗らない」と言った。

 1両目に乗っていた大学2年増井菜々さん(20)は「近くの住民が救助してくれたのに、JR社員が何もしないなんて信じられない。JRは事故のあと、言っていることがおかしいと思っていたが、これでさらに信頼できなくなった」と話した。

 犠牲者の遺族は「社員教育の徹底を」と訴える。

 「気が動転している時こそ、乗客の人命・安全を第一に行動してほしかった」。事故で亡くなった同市の会社員勝部晃奈さん(22)の父直義さん(49)は唇をかんだ。テレビニュースで事実を知り「あー、やっぱり。安全教育をおろそかにしてきた組織だったんだ」と思ったという。

 亡くなった兵庫県川西市の会社員九鬼哲次さん(37)の妻知美さん(32)は、JR西日本の対応を見てがっかりした。

 「現場を去った職員もある意味、夫と同じ被害者の一人。そういう人たちをつるし上げて済む問題だろうか。社員教育を一からやり直すというならまだしも、社員個人への処分を検討するというのは矛先が間違っている。JRにとって、事故なんてひとごとなんでしょうか。そういう社風なんでしょうか」と、寂しそうに語った。

      ◇

 JR西日本は3日の本社会見で、脱線事故に直面した2人の現役運転士が救助活動に加わらず、現場を離れたことについて、「誠に遺憾」と謝罪した。

 「2人の運転士が救助せずに会社に向かったとの報道があるが」

 報道陣の質問に、鉄道部門の最高責任者である徳岡研三専務は「当然救助すべきで、申し訳ない。誠に遺憾で残念」と述べ、唇をかみしめた。

 同社によると、2日に大阪支社に確認し、初めて把握したという。

 村上恒美・安全推進部長は、2人が現場を離れた理由を「非常に大きな事故で気が動転して、とりあえず職場に向かった」と釈明した。自分の乗務に遅れるのを心配したためでは、との指摘に対しては、村上部長は「聞いていない」とのみ答えた。



「乗客」の運転士2人、救助作業せず出社 JR脱線事故

2005年05月03日22時57分

 兵庫県尼崎市のJR宝塚線(福知山線)で脱線した快速電車(7両編成)に、出勤中のJR西日本の運転士2人が乗り合わせていたことがわかった。いずれも救助活動に加わらずに職場の電車区に向かい、通常通りに乗務していた。うち1人は電話で、職場の上司に快速に乗り合わせていたことを報告したが、上司は事故現場に戻るよう指示しなかった。現場を離れた理由について、2人は「気が動転していた」などと説明している。同社は「救助にあたるべきだった」として、処分を含めた対応を検討している。

 同社によると、運転士歴35年1カ月のベテラン運転士(59)=森ノ宮電車区=と、同5年11カ月の若手運転士(27)=尼崎電車区。

 4月25日午前9時すぎ、若手運転士は中山寺駅から6両目に、ベテラン運転士が川西池田駅で4両目にそれぞれ乗車した。いずれもけがはなかった。

 電車は1~5両目が脱線し、うち1、2両目はマンションに突っ込んで大破、大勢の乗客が車内に閉じこめられた。3~7両目でも飛ばされたり、転倒したりしてけが人が続出し、付近の住民や工場の従業員らが大勢で救出作業に当たった。

 しかし、ベテラン運転士は約1キロ離れた尼崎駅まで歩いて電車に乗り、事故から約1時間後の同10時20分、大阪市城東区の森ノ宮電車区に到着。途中、職場に状況を報告したが上司の指示はなかった。一方、若手運転士は同10時半ごろに尼崎電車区に着くまで事故のことを連絡していなかった。

 2人は出勤後、点呼を受けて電車に乗務。3日現在も通常勤務についているという。

 2人が事故車両に乗り合わせていたことは、事故当日中に両電車区を管轄する大阪支社に伝えられたが、本社に報告が上がったのは事故から8日目の今月2日。一部報道機関の問い合わせを受けて知ったという。本社側が2人に現場を離れた理由を聴いたところ「気が動転していた」などと説明した。

 鉄道本部長の徳岡研三専務は3日の記者会見で、「救助にあたるのが当然だったと考える。誠に申し訳ない」と謝罪。2人をそのまま乗務させたことについては「点呼などで精神的、肉体的に乗務につけると判断した」と話した。

 同社によると、客として乗っていた電車が事故に遭遇した際の行動マニュアルはないが、社員には日頃から、異常事態に遭遇した場合は救助活動に加わるよう指導しているという。

 同社によると、1両目には同社子会社の男性社員も乗っていた。この社員は事故現場から電話で上司に状況を報告したが、上司は社員がけがをしていたために病院に向かわせた。社員は肋骨(ろっこつ)が折れる重傷で、現在も入院中という。
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# by lunatic-party | 2005-05-04 01:04 | メディア
2005年 04月 26日

報道の本分とは?

25日に起きたJR福知山線列車脱線事故は、知り合いも多く利用している路線だったため非常に身近な恐怖でした。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

仕事中だったので、テレビ報道ではなくネットで経緯を時々確認していたのですが、夜になって色々見ていると、今回も節操無く報道ヘリが飛びまくっていたようです。

事故現場で閉じ込められている人を助ける為には、音による生存確認が一番重要だという事を、報道現場の人間は知らないのでしょうか?

新潟中越地震の際にもネット上では相当批判されていた事など気付いていないのでしょうか?
ネット掲示板の書き込みはネタ集めには使う癖に、耳に痛い言葉は無視なんですね。

JR福知山線事故まとめスレ

単に、視聴率を取りたいから、そのためにショッキングな絵が撮りたいから空撮をして、病院で心配蘇生術をしながらストレッチャーに乗せられる人を追っかけるのですね。

自分の家族が乗っていても同じように取材できるのでしょうか?
ホリエモンを追っかけるのと同じように被害者もその家族も追っかけるのでしょうか?

報道は何の為に為されるのか?
ホリエモン事件のときに自問自答はしなかったのでしょうか?

視聴率を取りたいが為に、誰の役にも立たず、関係者の心を傷つける映像を垂れ流す事と、ホリエモンが全てのニュース価値はランキングで決まる、と言い放った事と何が違うというのでしょうか?

これが「プロのジャーナリストによる報道」だと言うのであれば、「人の心も女も金で変える」と豪語する者の考える「ジャーナリズム」と同レベルだという事が明らかになっただけの事です。

誰の為に何を報道すべきか?

被害者の関係者の為に問合せ先などの情報を…
通勤経路になっている人には代替交通の情報を…

ガ島通信さんでも再三指摘されていますが、マスコミの使命って何なの?と思う今日の報道状況でした。

ガ島通信:福知山線で列車事故

あと、蛇足ながら敢えて言わせて貰うと、置石程度で脱線した例など無いのに、夜半を過ぎてからやたらマスコミ・JRが「置石があった」事を強調する報道をしているのはどういう意図なんでしょうね。

新幹線が線路に鎖巻かれても脱線しなかったのに…

個人的には、乗客・目撃者証言でも「最初に強烈な金属音がしてから衝撃音がした」という例が多い事から「速度超過でカーブに突入し、未熟な運転士が狼狽して非常ブレーキをかけた為に日比谷線事故と同様に停止した車輪のフランジせり上がり現象が発生し、横Gと急減速の為に脱線転覆した」というのがではないかと推測しています。
あくまで推測ですが。

あと、T運転士は車掌時代に2回、運転士になってから1回(1回目のオーバーラン)訓告処分を受けているっていう話も、後になって出てきますね…
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# by lunatic-party | 2005-04-26 01:01 | メディア
2005年 04月 21日

一強他弱の戦略とは?

ボスコンが日本市場で成功した理由を自己分析している。

一強他弱市場において、犯しやすい間違いが2つあると言う。

1 同質化
トップ企業の良い点を分析して、それをそのまま自分の企業の良い点だと強調する間違い。

2 ベタープロダクト戦略
トップと同格であるとし、品質だけはウチの方が高いと強調するという間違い。

以下長いが引用。


 これらの方法はたいがいの場合、役に立たない。このような競争環境においてなすべきことは、トップ企業の強みを徹底的に検討した上で、それと正反対のところに強みを設定し、自らがトップ企業の対抗馬であると名乗りを上げることなのである。

 「トップ企業の対抗馬」というコンセプトはとても重要である。実は、このような1強多弱型の市場は、長い目で見ると2強の争いに変貌していくことが経験則として知られているのである。

 日本では任天堂とソニー、NTTドコモとKDDI、イトーヨーカ堂とイオン、『少年ジャンプ』と『少年マガジン』、米国ならばコカ・コーラとペプシといった例がそれにあてはまる。圧倒的な1強の一人勝ち市場に見えたものが、長い期間の中では2強の争いに変わっていくのだ。

 なぜそのような現象が起きるのかというと、市場にはトップ企業を好む人と同じくらい、トップ企業を選びたくない人が存在するからである。1強多弱の市場において多弱から抜け出てトップ企業の対抗馬に名乗りを上げたい企業は、後者の人々の心に働きかけなければならない。



ランチェスター戦略とはちょっと違うが、これはこれで参考になる考えである。



競争優位を獲得する最新IT経営戦略
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# by lunatic-party | 2005-04-21 10:21 | マーケティング
2005年 04月 08日

本宮ひろ志の挑戦

楽天にて本宮ひろ志氏の人気漫画「サラリーマン金太郎」を、雑誌掲載の二次利用ではなく新作描き下ろしでダウンロード販売するとの事。
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本宮氏から申し出たもので、本宮氏は

「出版業界は流通形式などが完全にできあがっており、技術革新もない世界。つまり、このようなサービスは通常の出版社ではできないことだ。私が出版社から干されてしまう可能性もあるが、漫画がインターネットで求められているものなのかどうか、実験をしたかった」

と述べている。

完全新作をネットで無料提供というスタイルは、既にコミコイン「コミックシード!」で実施しているので実は目新しくない話である。(メジャー作家がやる点がニュース価値なのだろうがパブに近いと感じた)

個人的には、コミックシードで連載開始された筈の、あさりよしとお「超人未満」が2回程で姿を消したのが残念でならない。

楽天ダウンロードで「サラリーマン金太郎」の新連載--出版社に干されるか実験? - CNET Japan
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# by lunatic-party | 2005-04-08 10:31 | メディア
2005年 04月 06日

ビジネスブログのお作法

3/31は年度末という事で、色々な企画が終了してしまい、事例として押さえておくのが大変だった。

そんな中で、以前少し触れたLet'snote Blogもひっそりと終了していたのだが、線香花火の最後の煌きのようにちょっとだけ光っていたことを知った。

きっかけは、「次のレッツノートに望むこと」トラックバック大募集という企画なのだが、これがスラッシュドットに取り上げられた事で、都合75件(記事では76件とあるが1件重複があるらしい)のトラバが付いたという話である。

トラックバック募集期間は、3/24(木)~3/29(火)午後5時という事で、3/24のエントリだったのだが、スラッシュドットの記事は3/29 AM9:02の投稿に基いているようである。

実際のトラバ一覧を見てみると、タイムスタンプ的にスラッシュドット記事以前と判断されるトラバは34本となっており、スラド効果であると明言できないものの、エントリ日時からこれだけ遅れて急増・5割以上を占めたのであるから、ほぼそうだと言えるだろう。

この件を教えてくれた知人からは、「『トラックボール希望』の話が多いのは、スラッシュドットに掲載されてここでネタ的に盛り上がったからだそうです。」というコメントが付いていたので、トラバ内容を良く見ないまま次のような意見を返した。

    76件というのは悪くないと思いますし、blogというものが有力サイトやアルファブロガーによって紹介されることで時により爆発的な反応を(良くも悪くも)引き起こす事は松下にも理解できたと思います。(76件は全然爆発ちゃいますが)

    ただ、今回の「トラックボール希望」で見えたのは、このようなWebを経由したシステムに反応するのは、やはりサイレント・マジョリティユーザーの声を平均したものではなく、ラウド・マイノリティ(造語。今作りました)の声の集合体になってしまうんだな~という事です。


その後、トラバの中身も検証しないまま見てきたような意見を言うのは問題あると思い、見に行ったのが、いかんせん深夜という事もあり、各blogサイトのレスポンスが極端に悪く、途中で嫌気がさして止めてしまった。

結局最初の幾つかを見る限り、それ程「トラックボール復活希望」に偏っているという印象も受けなかったのだが、客観的でないことに変わりは無い。

どうしたものかと考えあぐねていたのだが、中村友次郎氏が数えた結果を公表していた。

   希望           数  割合
トラックボール(オンリー) 9  12%
トラックボール(合計)   24  32%
ついでにトラックポイント  9  12%

3割の人間が「トラックボール復活」を希望している…と考えるのが早計である事は、ちょっと考えれば判る事で、これは「声を上げた人の意見」を集約したものであって、「声を上げない大多数の意見」は全く反映されていない。

本来であれば、これらの意見を整理・分類し、開発者の意見なども添え

・(購入希望さえ多ければ)即実現可能
・(担当者レベルでは)実現したいなぁ~
・ごめんなさい、ちょっと無理です
・ワロタ

みたいにし、更に無記名式アンケート・コメント・トラバなどで意見を募り、実際の商品開発にフィードバックし、それをblog上でレポートする、というのがメーカー系blogマーケティング・プロモーションの王道であろう。

まさにこれから!という所で、梯子を外すやり方は、「結局この人達はビジネスブログを活用する、という意味を理解していなかったなんだなぁ~」という感慨を強めただけである。

Let'snote Blog最終回は以下の言葉でまとめられている。

いよいよ今日がブログの最終日。
約2ヵ月という期間限定のブログですが、
皆さまのお役に立つお話をお伝えできたでしょうか?
初めての経験で不手際も多々あったと思いますが、
私たちにとっても、とてもよい経験をさせていただきました。


メーカーに対して、ユーザーが直接意見を述べ、メーカー側が真摯にそれに応える、という構図こそが、メーカーやブランドに対するロイヤリティを育成するものである。
今回の取り組みが、メーカーとユーザーそれぞれにとって、本当に「よい経験」だったのか、真剣に考えてみるべきだろう。

果たして、今回の企画がP&G「I love 困ったさんコンテスト」で、ミズタマのチチさんが感じたような事を残せたのだろうか?

参加する側にメリットを感じさせないようなBlog利用をするのであれば、単純にプレゼントキャンペーンやWebでの情報発信だけするような従来型一方通行型コミュニケーションで充分だと思うのは私だけなのだろうか?
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# by lunatic-party | 2005-04-06 11:16 | プロモーション
2005年 03月 31日

猫も杓子も

ブログにすりゃえーと思っとらんか?

東京三菱銀、開発者ブログでネットバンキングをアピール - nikkeibp.jp - 注目のニュース
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# by lunatic-party | 2005-03-31 01:58
2005年 03月 15日

Yahoo!のテキスト連動型広告始動

以前予想したとおり、Yahoo!でもGoogle AdSenseタイプの小規模サイト向け広告メニューが開始される。

思ったより早かったな、という印象(夏頃ではないかと思っていた)だが、現状のサイトビジネスを取り巻く状況はそれだけ予断を許さないという事なのだろう。

競合サービスの無かったAdSenseもこれからは「選ばれる」立場に変わるわけで、設置したい小規模サイトオーナーにとっては、より一層のサービス・還元率が期待できる。

かく言う私もAdSenseアカウント取ってみたのだが、既存のBlogサービスなどでは、スクリプト記述を禁止していたりして結局設置できていない。有料版であるにも関わらず、だ。(まあ、検索サイト系のBlogサービスではAmazonアフィリエイトは許しても、AdSenseは許せないってところかもしれないが…w)

テンプレートに埋め込むとかなら出来るかもしれないが、単に「体験しておこう」というレベルの動機ではそこまでのモチベーションは出てこないのである。

世間の皆さんは「アフィリエイトで月○○万稼ごう!」と頑張っているようだが、根性無しの私には到底無理な話だった…。

ヤフー、グーグルの縄張りに進出--AdSenseの競合サービスを開始へ - CNET Japan
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# by lunatic-party | 2005-03-15 12:16 | テクノロジー